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磐梯山(福島):雲のまにまにその2

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那須連山・日光連山・尾瀬方面 全方位山座同定パノラマ写真(2024年10月撮影)は こちら からダウンロードできます. 高度1500m辺りに雲が棚引いていて目障りだったが,日光方面は比較的遠望が利き,那須から尾瀬にかけての山並みが途切れがちなスカイラインを形成していた(上図).有名山は探してみたくなるが,日光男体山と至仏山は,それぞれ,女峰山と会津駒ヶ岳の背後に隠れて地形的に見えない.眼下に猪苗代湖と鶴ヶ城公園の見える会津盆地が広がるが,両者の間の山あいに,この日宿泊した東山温泉があるようだ. 裏磐梯方面では,雲が無ければ見えたであろう朝日連峰と月山の下に,森と湖の美しい光景が広がっていた(下図).弁天沼と毘沙門沼の水面が確認できて,五色沼散策ルートがそのあたりにあるのが分かる. 飯豊山は雲の上に出ていたが,その左手に散らばる新潟・西会津方面の中低山は,雲と霞の中に見え隠れしていた(最下図).見えなくても位置確認のつもりで主な山を調べてみた.弥彦山は手前のマンダロク山にほとんど遮られる.かろうじて山頂部が見えるはずだが,快晴でも肉眼で確認するのは難しそうである. 間近には安達太良山系と吾妻連峰が並び,眼下には湖沼や盆地が配置されて,これで遠望の利く天気であったらと思うと,磐梯山は想像を絶する絶景地と言える.また,来なくては. 裏磐梯方面 猫魔ヶ岳・五頭山・飯豊山地方面

房総半島最南端(千葉):海越しの山座同定その3

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  館山野鳥の森(天神山西側展望台)からの富士山方面の眺め 山座同定パノラマ写真(2024年1月撮影)は こちら からダウンロードできます. ハイキングで行ける房総半島最南の山は,館山野鳥の森の南端にある天神山ではないだろうか.山頂から西に少し下った公園外に展望台があった(園内にもあるようだが).近くには大山(房の大山)という好立地の低山もあり(上図),翌日訪れた.山頂に立派な展望台があった. どちらからも,南西側には伊豆諸島,西側には相模灘越しに,伊豆,箱根,富士山,丹沢,奥多摩の山並みが望まれる.富士山の両側に南アルプスの主な峰々が頭を出している(上図).ということは,北岳や間ノ岳から太平洋が見えるんだ(と感心した). 大山は半島の西側に突き出た位置にあるので,北の三浦半島の右手に発電所の煙突やら都心の高層建築やらが東京湾越しに見え,さらにその右に,鋸山から富山,愛宕山に至る房総半島の低山が展開する(下二図).ディズニーランドは富津火力発電所の背後に隠れる.また,三浦半島の右奥に武甲山まで見えていて驚いた(下図). 房の大山からの三浦半島方面の眺め 房の大山からの鋸山・富山方面の眺め 余談 大山からは,伊豆大島の北端(乳が崎)と伊豆半島の南端(石廊崎)が接するかのように近くに見える.地図で確認するとそのように見えて当然であった(下図).大山の南東側にある野鳥の森からは,伊豆半島南端部は大島の背後に隠れる. 大山と大島と伊豆半島の位置関係 (大山と 乳が崎と 石廊崎はほぼ一直線上にある.大山から見た乳が崎と石廊崎の方位角の差はわずか0.64度)

車山(長野)日の出時刻の山座同定

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  乗鞍・北アルプス方面 山座同定パノラマ写真(2017年10月撮影)は こちら からダウンロードできます. 北アルプスにはすでに陽が当たっていたが(上図),車山の日の出は八ヶ岳に遮られて遅くなるようだ.蓼科山と北横岳の間から朝日が現れたころ,パノラマ撮影をしてみたが,きつい逆光や暗い日陰があって上手く撮れない.早朝撮影はその後,なるべく避けるようになった. とはいえ,早朝はさすがに見通しが利いてよい眺めである.惜しむらくは,車山の標高が長野の山としては並み(1925m)であるため,遠方の高山が手前の山稜にほとんど隠れてしまうケースが眼立つことである.例えば,五龍岳や白馬岳はその山頂部だけが美ヶ原の稜線の上に覗いている(下図).浅間連峰の背後では,本白根山や横手山がそのような見え方をしている(最下図).見えるか見えないか際どいのは,蓮華岳背後の剱岳,美ヶ原右奥の雨飾山,浅間山右裾野奥の至仏山である(写真から判断して,剱岳はかなり微妙だが,雨飾と至仏は地形的に見えていると判断できる).まあしかし,見えるとしても.肉眼ではそれと確認するのはむずかしいか. 美ヶ原・後立山・頚城方面 浅間山・志賀高原・群馬方面

粟ヶ岳(新潟) 秘境の中低山を学ぶ

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  飯豊山地(北東側)方面 全方位山座同定パノラマ写真(2020年10月撮影)は こちら からダウンロードできます. 360度の大パノラマで,曇ってはいたが遠望もそこそこ利き,飯豊山地をはじめ,西吾妻山や磐梯山まで何とか見えていた.中距離では,新潟の名山(守門岳,浅草岳,御神楽岳,弥彦山,五頭山,米山など)がことごとく確認できた.粟ヶ岳はよい位置にある.近くには,知らない山々が連なっている.環状に尾根でつながり,いかにも眺めが良さそうである.晴れていれば紅葉もきれいなのではないか.調べてみると,五剣谷岳,矢筈岳,青里岳などで,この辺りは川内山塊というらしい.一般登山道はなく,藪のため残雪期にテン泊で挑む山域であった.うーむ,へなちょこハイカーには難しいか. この日は,朝夕の路線バスを利用し,八木ヶ鼻温泉を起点終点とした.下山後は温泉に浸かった.典型的なへなちょこ日帰り山行であった. 御神楽岳(東側)方面 守門岳(南側)方面 弥彦山(北西側)方面

塔ノ岳(丹沢):山と海と島と半島と関東平野

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  富士山方面 山座同定パノラマ写真(2015年1月撮影)は こちら からダウンロードできます. パノラマ撮影の未熟な頃の古い写真だが,今回,山座同定とランドマークの位置確認を詳細に行ってみて,改めて,変化に富む素晴らしい眺めだと感じ入った.丹沢では蛭ヶ岳に次ぐ好展望であるが,海がよく見えるのが優れた点かな(蛭ヶ岳では丹沢山とこの塔ノ岳が相模湾の眺望を一部遮る). 伊豆・箱根方面 八ヶ岳・奥秩父・大菩薩方面 鎌倉・三浦半島・房総半島方面 多摩・栃木・茨城方面

迦葉山和尚台(群馬):Chief Priest's Pedestal

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  南西方面 2020年10月撮影,山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 麓の弥勒寺から迦葉山に向かう途中に和尚台への分岐があり,そこの指道標にはChief Priest's Pedestalと英語表記が添えられ,Be careful not to slip downという注意書きもあった.鎖の垂れた巨岩を攀じ登ると,岩上は平らで,鳥の羽根や骨が散らばっていた.この国際的な絶景ポイントは猛禽類の食事場所でもあるようだ. 眺望でまず目を引いたのは,テーブル状というのか台形状というのか,横に長く平らな三峰山であった(上図).隣の吾妻耶山・大峰山(下図)や荒船山など,群馬にある,よく似た山容の山を思い起した.三峰山の背後には,榛名山,奥秩父,八ヶ岳,浅間山など目白押しである(上図).天候がよければ富士山も見えるだろう.三峰山の右手には草津白根山や横手山が望めたが(下図),雲が無ければ,仙ノ倉から谷川岳近くまで見えるのではないだろうか.三峰山の左手には赤城山や皇海山がよく見える. この日は,迦葉山から尼ヶ禿山,玉原湖を経て,藤原湖まで下り,路線バスで水上温泉に行って湯船につかり,帰宅した.随分渋いコースを選んだものだと今になって思うが,和尚台のほか,私を見て逃げる熊,尼ヶ禿山から見た紅葉,玉原湿原の草紅葉,下山途中の揚水発電所と,行く先々で目にした光景はいずれも思い出深いものであった. 西方面

蒜山 (岡山・鳥取県境)八合目の展望地:槍ヶ峰

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  西から北西方向の眺め 2020年11月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. よく下調べしないで行ったために,蒜山高原センターから上蒜山を経て中蒜山まで行って下山してしまい,好展望の下蒜山に行きそびれた.しかし,上蒜山手前の槍ヶ峰で素晴らしい眺めに出会い,思わずパノラマ撮影をしていた. 西側では,大山の他,その裾野というのか,鬼女台から緩やかに南に下る原野風の大地が目を引く.幾筋もの畝状になっているのが興味深い(上図). 南側には,蒜山高原の先に岡山県の低山群が展開するが,ひとつも知った山がないのがもどかしい(下図). 東方向は,中蒜山がでんと座り,氷ノ山を隠しているが,知ったところでは扇ノ山や那岐山を望むことができる(最下図). 北側には風力発電用の風車が確認できることから,気象条件がよければ日本海が見えるのであろう.槍ヶ峰は良いところであった. 南西方向の眺め 東方向の眺め

笹子雁ヶ腹摺山(山梨)樹林に囲まれた静かな山頂になった

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  南側(富士山方面)の眺め 2019年1月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 山頂には,「秀麗富嶽十二景四番山頂」と銘打った山名表示板が,虚しく立っている.十二景選定時よりもだいぶ樹木が成長したようで,もはや富士山を愛でる場所ではなくなった(上図).かつては,シニアの女性パーティが豪華な弁当を広げて賑わっていたと記憶しているが,2019年と2023年の訪問時には誰もいなかった. それでも,落葉の時期に限られるだろうが,南アルプス(塩見岳~甲斐駒ヶ岳)がよく見えるし(下図),枝と枝の間から目を凝らせば穂高岳と八ヶ岳も認めることができる(最下図). 山頂周辺の灌木を刈り払ってかつての眺望と賑わいを取り戻すのも一考だが,このまま,静かな山頂でよいのかもしれない. 西側(南アルプス方面)の眺め 北西側(八ヶ岳方面)の眺め

熊野岳(蔵王)雲のまにまに

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  熊野岳からの北側の眺め 2017年8月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 見えてほしかった東北の高峰がことごとく白雲に遮られて,山座同定をさぼっていたが,久々に写真を見返してみて,これはこれで夏山らしい眺めだと思った. 山寺(立石寺)が真北方向の山の斜面にあるはずなので,一番上にある奥の院が見えるのではないかと調べてみたら,惜しくも手前の小山に邪魔されて見えない(上図). 辿ってきた縦走路の方向をみると,その先に山形盆地が見渡せて,月山・鳥海山が見えずとも爽快な眺めである(下図). 鳥海山がもう一つあるとは知らなかった. これから向かう刈田岳・屏風岳の方向も見通しがよくて気分がよかったが,雲行きが怪しい感じであった(最下図).その後,屏風岳手前でスキー場に下ったところ,ひどい濃霧となった.山道が終わって駐車場らしき平地に出たものの,足元に踏み跡がなく,進む方向が全く分からない.焦ってしばらくうろうろしたが,人の声が聞こえた方向に進んで事なきを得た. 熊野岳からの北西側の眺め 熊野岳からの南東側の眺め

笠ヶ岳(志賀高原)横手山を背に長野盆地を見越す

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  西方の眺め(立山~白馬岳~高妻山) 2025年10月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 横手山の展望デッキから北アルプス方面を望むと,手前に尖った岩山が見下ろせる.笠ヶ岳という名のとおり円錐形の眺めの良さそうな山で,翌日,熊の湯温泉から登ってみたら難なく山頂に立てた. 西側には白馬岳を中心に後立山連峰が目の当たりにできる(上図).眼下の長野盆地を見越して気高い山々を望むので,高度感があってまことによろしい. 南側には浅間山がよく見え,その左奥に奥秩父,右奥に八ヶ岳が遠望できる(下図).富士山は浅間山の稜線ぎりぎりのところで背後に隠れてしまう.この点では標高の高い横手山に一歩譲るか. 北から東にかけては,志賀高原と草津の山々が眼前に迫るが,背後に日光連山を望める方向がある.横手山は,逆光で分かりにくいもののリフトやエスカレータのような施設が斜面に張り巡らされており(最下図),改めて登山の対象ではないと感じた. 南方の眺め(奥秩父~浅間山山塊~八ヶ岳,赤岳は雲の中,北岳は霞の中か) 東側の眺め(日光連山と横手山)