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迦葉山和尚台(群馬):Chief Priest's Pedestal

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  南西方面 2020年10月撮影,山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 麓の弥勒寺から迦葉山に向かう途中に和尚台への分岐があり,そこの指道標にはChief Priest's Pedestalと英語表記が添えられ,Be careful not to slip downという注意書きもあった.鎖の垂れた巨岩を攀じ登ると,岩上は平らで,鳥の羽根や骨が散らばっていた.この国際的な絶景ポイントは猛禽類の食事場所でもあるようだ. 眺望でまず目を引いたのは,テーブル状というのか台形状というのか,横に長く平らな三峰山であった(上図).隣の吾妻耶山・大峰山(下図)や荒船山など,群馬にある,よく似た山容の山を思い起した.三峰山の背後には,榛名山,奥秩父,八ヶ岳,浅間山など目白押しである(上図).天候がよければ富士山も見えるだろう.三峰山の右手には草津白根山や横手山が望めたが(下図),雲が無ければ,仙ノ倉から谷川岳近くまで見えるのではないだろうか.三峰山の左手には赤城山や皇海山がよく見える. この日は,迦葉山から尼ヶ禿山,玉原湖を経て,藤原湖まで下り,路線バスで水上温泉に行って湯船につかり,帰宅した.随分渋いコースを選んだものだと今になって思うが,和尚台のほか,私を見て逃げる熊,尼ヶ禿山から見た紅葉,玉原湿原の草紅葉,下山途中の揚水発電所と,行く先々で目にした光景はいずれも思い出深いものであった. 西方面

蒜山 (岡山・鳥取県境)八合目の展望地:槍ヶ峰

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  西から北西方向の眺め 2020年11月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. よく下調べしないで行ったために,蒜山高原センターから上蒜山を経て中蒜山まで行って下山してしまい,好展望の下蒜山に行きそびれた.しかし,上蒜山手前の槍ヶ峰で素晴らしい眺めに出会い,思わずパノラマ撮影をしていた. 西側では,大山の他,その裾野というのか,鬼女台から緩やかに南に下る原野風の大地が目を引く.幾筋もの畝状になっているのが興味深い(上図). 南側には,蒜山高原の先に岡山県の低山群が展開するが,ひとつも知った山がないのがもどかしい(下図). 東方向は,中蒜山がでんと座り,氷ノ山を隠しているが,知ったところでは扇ノ山や那岐山を望むことができる(最下図). 北側には風力発電用の風車が確認できることから,気象条件がよければ日本海が見えるのであろう.槍ヶ峰は良いところであった. 南西方向の眺め 東方向の眺め

笹子雁ヶ腹摺山(山梨)樹林に囲まれた静かな山頂になった

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  南側(富士山方面)の眺め 2019年1月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 山頂には,「秀麗富嶽十二景四番山頂」と銘打った山名表示板が,虚しく立っている.十二景選定時よりもだいぶ樹木が成長したようで,もはや富士山を愛でる場所ではなくなった(上図).かつては,シニアの女性パーティが豪華な弁当を広げて賑わっていたと記憶しているが,2019年と2023年の訪問時には誰もいなかった. それでも,落葉の時期に限られるだろうが,南アルプス(塩見岳~甲斐駒ヶ岳)がよく見えるし(下図),枝と枝の間から目を凝らせば穂高岳と八ヶ岳も認めることができる(最下図). 山頂周辺の灌木を刈り払ってかつての眺望と賑わいを取り戻すのも一考だが,このまま,静かな山頂でよいのかもしれない. 西側(南アルプス方面)の眺め 北西側(八ヶ岳方面)の眺め

熊野岳(蔵王)雲のまにまに

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  熊野岳からの北側の眺め 2017年8月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 見えてほしかった東北の高峰がことごとく白雲に遮られて,山座同定をさぼっていたが,久々に写真を見返してみて,これはこれで夏山らしい眺めだと思った. 山寺(立石寺)が真北方向の山の斜面にあるはずなので,一番上にある奥の院が見えるのではないかと調べてみたら,惜しくも手前の小山に邪魔されて見えない(上図). 辿ってきた縦走路の方向をみると,その先に山形盆地が見渡せて,月山・鳥海山が見えずとも爽快な眺めである(下図). 鳥海山がもう一つあるとは知らなかった. これから向かう刈田岳・屏風岳の方向も見通しがよくて気分がよかったが,雲行きが怪しい感じであった(最下図).その後,屏風岳手前でスキー場に下ったところ,ひどい濃霧となった.山道が終わって駐車場らしき平地に出たものの,足元に踏み跡がなく,進む方向が全く分からない.焦ってしばらくうろうろしたが,人の声が聞こえた方向に進んで事なきを得た. 熊野岳からの北西側の眺め 熊野岳からの南東側の眺め

笠ヶ岳(志賀高原)横手山を背に長野盆地を見越す

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  西方の眺め(立山~白馬岳~高妻山) 2025年10月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 横手山の展望デッキから北アルプス方面を望むと,手前に尖った岩山が見下ろせる.笠ヶ岳という名のとおり円錐形の眺めの良さそうな山で,翌日,熊の湯温泉から登ってみたら難なく山頂に立てた. 西側には白馬岳を中心に後立山連峰が目の当たりにできる(上図).眼下の長野盆地を見越して気高い山々を望むので,高度感があってまことによろしい. 南側には浅間山がよく見え,その左奥に奥秩父,右奥に八ヶ岳が遠望できる(下図).富士山は浅間山の稜線ぎりぎりのところで背後に隠れてしまう.この点では標高の高い横手山に一歩譲るか. 北から東にかけては,志賀高原と草津の山々が眼前に迫るが,背後に日光連山を望める方向がある.横手山は,逆光で分かりにくいもののリフトやエスカレータのような施設が斜面に張り巡らされており(最下図),改めて登山の対象ではないと感じた. 南方の眺め(奥秩父~浅間山山塊~八ヶ岳,赤岳は雲の中,北岳は霞の中か) 東側の眺め(日光連山と横手山)

甘利山(山梨) 甲府盆地西側の高みから

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東方面の眺め(奥秩父~大菩薩嶺) 山座同定パノラマ写真(2014年10月撮影)は こちら からダウンロードできます. この日,甘利山の上空は雲ひとつない秋晴れであった.山道から山頂に出ると,大勢の地元ボランティアらしき人々が山頂直下の公園を整備しているのが見下ろせた(上図).大事にされている山なのだろう. 山頂からは東側に展望が開けており,正面には甲府盆地を隔てて金峰山や大菩薩嶺を,左端(北方向)にはカラマツの枝越しに八ヶ岳を,右端(南西方向)には南アルプスの一部(笊ヶ岳や聖岳など)を望むことができる. 南東の富士山と南の櫛形山の間は,樹林によって眺めが遮られるが,広い山頂を移動して樹間から見通しが得られる場所で撮影して,何とかパノラマ写真が作成できた(下図).伊豆の天城山(万三郎岳)は毛無山塊の背後に隠れて地形的に見えないが,駿河湾方面の浜石岳と貫ヶ岳がはるか先に確認でき,驚いた(下図).雲が無ければ両山の間に駿河湾を望むことができるだろう. 南方面の眺め(富士山と毛無山)

開聞岳(鹿児島)唯一無二の眺望?

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  北側の眺め(霧島連山は霞んで見えず) 山座同定パノラマ写真(2013年12月撮影)は こちら からダウンロードできます. 年末の晴れた日に訪れたが,大気が霞んでいて南海上に浮かぶ屋久島や種子島の島影は全く見えなかった.南国だからなのか,あるいは,海に囲まれているからなのかと残念に思ったが,北側半分だけでもとパノラマ撮影した.近隣にほかに山はないので,ここからの眺めは唯一無二のものであると思い,山座同定に勤しんだ.鹿児島湾を挟んで,手前の薩摩半島と向こう側の大隅半島を望む面白い眺めである. それにしても,この山頂にも皇太子殿下の登頂記念碑があった. 東側の眺め

大山(奥秩父) 予期せぬ昼下がりの大展望

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  西側の眺め 甲武信ヶ岳から三宝山を経て,尾根道(長野・埼玉県境)を北側に下ると,眺めの素晴らしい地点に出た.十文字峠の手前にある大山というピークであった.周りから目立たないし,名前もあまりに平凡ということで,これまで全く意に介したことがなかったが,標高2225mは,全国あまたある「大山」のなかで,最高峰ではなかろうか. ここからは,南の三宝山を背にして,南西~北~南東に眺望が展開する.この日は曇りがちで到着したのも午後2時過ぎではあったが,まずまずの遠望が利いていた. 西側には,眼下に川上村のレタス畑,正面に八ヶ岳連峰が一望できる.根石岳と東西の天狗岳のピークがきちんと分かれて見えていて,良い角度から見る八ヶ岳であると思う.八ヶ岳の左側に,御嶽山や木曽駒ヶ岳,右側には野口五郎岳から後立山連峰がうっすらと見えていた.南西方向には甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が見える. 北側には,手前の西上州の低山から,遠く志賀高原,谷川連峰,尾瀬に至るまで4重5重の重層的な山並みが広がり,すばらしい.高山ならではの眺めである.浅間山の後ろに四阿山が隠れているが,車坂峠のくぼみに,四阿山の隣りの根子岳が頭を見せている(下図). 東側には,秩父・奥武蔵の低山とともに,両神山が間近に観察できる.筑波山は霞の中であった(最下図).北東には,日光白根山,南東には雲取山も見える. 全方位山座同定パノラマ写真(2022年6月撮影)は こちら からダウンロードできます. 北側の眺め 東側の眺め

七面山(山梨)日蓮宗の霊山から望む富士山と身延山と南アルプス

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  敬慎院東端の展望台からの眺め(身延山・富士山方面) 七面山山頂付近に眺望はないが,手前の敬慎院にある展望台と山頂南側のピーク希望峰からは優れた眺めが得られる. 東側に開けた展望台からは,毛無山から天子ヶ岳へと続く山稜の上に富士山が峻立し,大沢崩が正面に見える.身延山は名高い山でありながら周囲の展望地からは意外に望む機会が少ないが,ここからは間近に見下ろせてありがたい.左端は茅ヶ岳と金峰山,右端は駿河湾と天城山が見える. 西側に開けた希望峰からは,布引山と笊ヶ岳を中心に,左端の山伏・大無間山から右端の甲斐駒ヶ岳まで見渡すことができる.赤石岳のみは布引山の背後に隠れるものの,南アルプスの百名山がおおむね観察可能であるようだ(この日は雲が多く,実際に見えた山は限られていたが). 両地点からの山座同定パノラマ写真(2017年11月撮影)は こちら からダウンロードできます. 希望峰からの眺め(布引山・笊ヶ岳方面)

布引山(長野・富山県境) 鹿島槍ヶ岳からの下山途中で

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  南方向の眺め 2026年7月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 鹿島槍ヶ岳から下って布引山に着く頃には,針ノ木岳や薬師岳の山頂部にまとわりついていた雲が取れていた.もう少し長く山頂に留まるべきだったかと悔やまれるが,ここ布引山も眺めが素晴らしい.上の写真の針ノ木峠付近を拡大すると針ノ木小屋も確認できる. 布引山は,剣岳を真正面から眺めることができる絶好の展望地ではないだろうか.氷河と認定された雪渓もよく見える.詳細にピークの同定をしてみた(下図). 東方面のガスも晴れ,雲海の向こうには四阿山・浅間山のほか,志賀高原から草津へと連なる山並みがよく見えるようになった(最下図).そのまた先に,かすかに赤城山(黒檜山,駒ヶ岳,地蔵岳)らしき姿も見えていた.本当かと思って,黒檜山の展望地から撮影した 写真 を見返すと,鹿島槍ヶ岳から爺ヶ岳に至る稜線がはっきり写っていた. 西方向の眺め 東方向の眺め