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妙義山 (群馬) 大砲岩と轟岩

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大砲岩(天狗の評定)からの荒船山・北八ヶ岳方面の眺め 轟岩からの荒船山・北八ヶ岳方面の眺め 2026年5月撮影.山座同定パノラマ写真はこちら( 大砲岩 , 轟岩 )からダウンロードできます. 妙義山の中腹にある展望地,大砲岩と轟岩でパノラマ撮影を敢行した.大砲の筒先(最上図)に立ってカメラを構えるのはさすがに自重し,隣の'天狗の評定'と呼ばれる平らな岩の上によじ登って撮影した.轟岩は中之嶽神社の裏山にある巨岩で,こちらも鎖と梯子にしがみついて登る必要があった. どちらの岩上からも,南の赤久縄山を中心に東西へ展望が広がり,横たわるような荒船山が目を引く.ただ,左端に聳え立つ相馬岳とその右奥の日光・赤城山が望める大砲岩の方が見応えがあるように思われた(下図).それにしても,大桁山の斜面工事は大規模でよく目立つ(最下図).ここが崩落個所なのだろうか. 大砲岩(天狗の評定)からの日光連山・赤城山方面の眺め 轟岩からの赤久縄山・大桁山方面の眺め

妙義山 (群馬) 五月晴れの相馬岳とバラ尾根のピーク

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  相馬岳から八ヶ岳方面を望む 2026年5月撮影.山座同定パノラマ写真はこちら( 相馬岳 , バラ尾根のピーク )からダウンロードできます(大サイズ容量注意:それぞれ12Mbと32Mb) . 妙義山の最高峰相馬岳は,この山域に典型的な岩峰ではなく,山頂の東半分には木が生えているが,それでも西側に180度の展望が開け,見どころのある眺めが楽しめる.まず目を引くのは,眼前の金洞山,その先の荒船山,さらにその先の八ヶ岳連峰と,山容の全く異なる山々が重なった景観であろう(上図).浅間山の左側には,立山から穂高岳に至る北アルプスが望める.右側では,丁須の頭のきのこ型岩峰や鼻曲山の鼻の形が確認できて満足であった. 相馬岳を西側へ下った先にバラ尾根のピークという小岩峰がある.狭い岩上に立つとスリルと360度の展望が得られる.東の相馬岳と西の金洞山に挟まれていて,両者は望遠レンズの上下画角に収まりきらない.北側は,浅間山を背景に裏妙義の奇岩群を間近に堪能でき,さらに谷川連峰方面の遠望も開ける.南側は,西上州と奥秩父の山々の他に,関東平野が見下ろせる.旧富岡製糸工場の長屋根を確認することができて,これまた満足であった. バラ尾根のピークから金峰山方面を望む バラ尾根のピークから裏妙義方面を望む

鳴神山 (群馬) 栃木の低山を学ぶ

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  富士山方面の展望 2017年12月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 鳴神山では,赤城山(黒檜山)方向のみ樹木に遮られるものの,それ以外はぐるりと見渡すことができ,360度近い展望が広がっている.この日は冬晴れだったが,全体的に霞みがちで,谷川連峰や日光白根山は見えなかった.一方で,南側の富士山は何とか確認できたので,この山行を良しとした(上図). 遠望は利かなかったため,近場の低山群を丹念に同定してみた(下図).晃石山,三毳山,大小山,仙人ヶ岳,行道山など,栃木を代表する低山が間近に一望できていることに,今回同定して初めて気づかされた.また,この近辺に高鳥屋山という名の山が三座もあるのはどういう訳であろうか. 撮影後は,山頂から尾根伝いに南下し,静かな山歩きを楽しめたが,吾妻山付近まで来ると急に人が多くなり,驚かされた. 栃木・茨城方面の展望

霊仙山(鈴鹿) 山頂と最高点

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鈴鹿山脈方面の眺め(上:霊仙山山頂から,下:霊仙山最高点から)  2023年4月撮影.全方位山座同定パノラマ写真(pdf, 20Mb)は こちら からダウンロードできます. 三角点のある霊仙山山頂より10m程高いピークが山頂のすぐ東にあり,雲仙山最高点と呼ばれているようだ.最高地点を山頂としない理由は推測の域を出ないが,琵琶湖の全景を望める三角点の地点こそ山頂と呼ぶにふさわしいと考えられているためだろうか.実際,最高点からは琵琶湖の眺めの大半が三角点ピークに遮られてしまう.逆に山頂(三角点ピーク)からは,養老山地の南半分が最高点ピークに遮られる(それがどうしたと言われればそれまでだが).他方向の展望を比べると,南の鈴鹿山脈は最高点からの方がやや迫力をもって見える.伊吹山,白山,御嶽山方面はいずれからも良好な眺望が得られる.ただし,この春霞のなかで,冠雪の残る白山と御嶽山は当初,白雲と見間違えていた. 琵琶湖方面の眺め(上:霊仙山山頂から,下:霊仙山最高点から)

大菩薩連嶺 年明けの雷岩と白谷ノ丸 (山梨) 

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  雷岩から南西側の眺め 2016年1月撮影. 雷岩からの山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 白谷ノ丸からの山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 南北に連なる大菩薩連嶺では,北端の最高峰である大菩薩嶺には眺望は無く,南端の滝子山には一部木の枝越しながら広い展望がある.この間を縦走すると,概して南側から西側が開け,富士山や南アルプスが望むことができる.一方,北から東は樹林に遮られて眺めが無い.連嶺上の展望地としては,雷岩と白谷ノ丸に心惹かれる.前者では,眼下の大菩薩湖と甲府盆地が山岳展望に高度感を与え,胸のすくような眺めを堪能できる(上図).後者は湯ノ沢峠へと急坂を南下する手前に位置し,この連嶺では珍しく北東から北西にかけて展望が広がる.大月や高尾山周辺の低山を見下ろせて気分がよい(下図). 年明け早々,まだ積雪のない時期に出かけたが,キツネに行く手を阻まれて難儀した.なぜ通せん坊するのか訝ったが,どうやら近く(上日川峠の下)に巣があるようだ.到着した雷岩は極寒で,パノラマ撮影中に手がかじかんだ.しかし視界は良好で,天城山(万三郎岳)を後日確認できて満足であった.白谷ノ丸に着いたころには午後2時を過ぎて霞み始めていたが,丹沢と八ヶ岳方面はクリアに見えていた.湯ノ沢峠からハマイバに下り,帰路に就いた. 白谷ノ丸から東側の眺め

平標山と仙ノ倉山 (群馬・新潟県境) 曇天下の紅葉と谷川連峰

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  平標山から東方の展望 2014年9月,平標山,次いで仙ノ倉山に登頂して撮影. 9月にしては早い紅葉に驚かされたが,この日はあいにく雲が多く,日陰と日向の入り混じる景色となった.パノラマ撮影には不向きな気象条件であったものの,東方の谷川岳連峰はそれでもなおダイナミックな姿を見せていた.南側(群馬側)から望むのとは異なり,奥行きのある眺めが魅力的である. 平標山と仙ノ倉山はいずれも似たようなパノラマが広がるが,標高が高く谷川岳に近い分,仙ノ倉のほうが見ごたえがあるように思われる. 両山からの全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 仙ノ倉山から東方の展望

四阿山(長野) 梅雨の晴れ間のおもしろい景色

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 南側 2018年6月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 梅雨入り直後の四阿山に,思いがけぬ奇景が現れた. 東から南にかけては大雲海が広がり,南側は風に乱れて波立ち(上図), 東側は一転して,凪いだ海面のように静まり返っていた(下図).赤城山や榛名山をはじめとする群馬の中低山群は雲に沈み,山座同定の手間が省けた. その一方で,西から北にかけては,澄み渡った空気のなかに北アルプスの雄大なパノラマが広がっていた.乗鞍岳から雪倉岳に至るまで、稜線は一度も雲に遮られることなく連なり,鮮やかなスカイラインを描き出していた(最下図).  東側  西側