秋田駒ヶ岳(男女岳) 東北遠征その2

  鳥海山方面

2016年8月撮影.全方位山座同定パノラマ写真はこちらからダウンロードできます.

かつてはパノラマ撮影に習熟せず、つなぎ目の目立つ写真となってしまったが、それでも山座同定にはさほど支障はなかった。今回、北東北の山々を改めて丹念に同定するうちに、ふと二つの興味深い点に気づかされた。

一つは、丸みを帯びた低山に「〜森」と名づけられた例が、驚くほど多いことである。各地に点在する椈森も、おそらくは椈(ぶな)の繁る山をそう呼び習わしてきた名残であろう。同名の「〜森」があちこちにあるのは、山々を識別するためというよりも山の特徴をそのまま呼び名にした感がある.自然と人の営みが重なり合ってきた証であろう。

もう一つは、寄り添うように並ぶ二つの山に「男」と「女」の名が与えられていることである。男神山と女神山、男甑山と女甑山、あるいは男助山と女助山,といった具合である。ここ駒ヶ岳においても、男岳と女岳があり、雄岳・雌岳とは言わない。どこか人格を帯びた存在として捉え、人間味のある名付けかたをするのが,東北地方の特徴であろうか。

ここ男女岳からの眺望は、四囲を遮るものなく開け、まことに見事であった。なかでも、初めて目にした鳥海山の気高く端正な姿は、今なお心に深く刻まれている。

 岩木山方面





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