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小丸山展望台(日光) 女峰山に向かう途上で

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  東南方面 2025年11月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. この展望台は,霧降高原の駐車場(キスゲ園地というらしい)から始まる長い階段をひたすら上り詰めた先にある.東を中心に180度以上にわたって展望が開け,眼下の関東平野の彼方に筑波山が妙に立派に見える(上図).階段を下りてくる若者たちと幾度もすれ違ったのち,到着した展望台には私しかいなかった.どうやら御来光を見る場所らしい。陽がある程度高くなると人々は引き上げていき,私はパノラマ撮影にちょうどよい頃合いに到着したことになる(陽が低いと逆光になって撮影に困るのです). この日の遠望はまずまずで,左端(北側)に磐梯山と吾妻連峰(下図),右端に富士山と雲取山(最下図)を確認することができ,満足であった.近くに目を向けると,高原山と大佐飛山がどっしりとそびえ,那須連峰を背後に隠しているものと思い込んでいたが,写真を丹念に点検すると,茶臼岳と朝日岳の山頂がわずかに姿をのぞかせていた.思いがけない発見であった.南方には栃木の低山が幾重にも連なり,その最後尾には展望の良さで知られる大小山が見える.低山であっても眺めのよい山は,同時にあちこちから人の目を引く山でもある――という当たり前のことを実感した.  北~北東方面  南西方面

鳥海山(山形県) 東北遠征その3

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  栗駒山~神室山方面 2022年9月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. この日は快晴ながら雲があちこちに浮かんでいた.文字どおり雲隠れしている山座が多かったものの,東北を代表する高峰の多くは、意外にもくっきりとその姿を見せていた. 鳥海山についてはすでに見事な山座同定パノラマ画像が公開されており( こちら ),それより見劣りするものを発表する意義があるのかと,しばらく躊躇していた.しかし,撮影時間帯の違いで風景の趣が大きく異なり,さらに,同定されていない山座もいくつか同定できた(上図では,揚石山,ツクシ森,荒雄岳,みみずく山などです).そう考えると,小生のパノラマ写真もささやかながら独自の価値があるのではないかと思い直した.  月山~飯豊連峰方面

秋田駒ヶ岳(男女岳) 東北遠征その2

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  鳥海山方面 2016年8月撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. かつてはパノラマ撮影に習熟せず、つなぎ目の目立つ写真となってしまったが、それでも山座同定にはさほど支障はなかった。今回、北東北の山々を改めて丹念に同定するうちに、ふと二つの興味深い点に気づかされた。 一つは、丸みを帯びた低山に「〜森」と名づけられた例が、驚くほど多いことである。各地に点在する椈森も、おそらくは椈(ぶな)の繁る山をそう呼び習わしてきた名残であろう。同名の「〜森」があちこちにあるのは、山々を識別するためというよりも山の特徴をそのまま呼び名にした感がある.自然と人の営みが重なり合ってきた証であろう。 もう一つは、寄り添うように並ぶ二つの山に「男」と「女」の名が与えられていることである。男神山と女神山、男甑山と女甑山、あるいは男助山と女助山,といった具合である。ここ駒ヶ岳においても、男岳と女岳があり、雄岳・雌岳とは言わない。どこか人格を帯びた存在として捉え、人間味のある名付けかたをするのが,東北地方の特徴であろうか。 ここ男女岳からの眺望は、四囲を遮るものなく開け、まことに見事であった。なかでも、初めて目にした鳥海山の気高く端正な姿は、今なお心に深く刻まれている。  岩木山方面

南屏風岳(蔵王) 東北遠征その1

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  2023年5月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 蔵王連峰の北半分は以前歩いたので,この日は南半分を踏破するつもりで後烏帽子岳を経て主稜線に取り付いた.稜線に上がる手前の斜面に残雪があって,これを過ぎたら山道が分からなくなり激藪に突入してしまった.悪戦苦闘して何とか山道に戻ったが,後でログを確認したら200m進むのに50分かかっていた.灌木の藪は笹薮と違ってかき分けるのが大変です. その後,屏風岳→南屏風岳→不忘山とすいすい稜線を歩き,先人の作った山道のありがたさを実感.花も道沿いに咲きこぼれるほどだった.南屏風岳に着いたのは正午過ぎで,だいぶ雲が出てしまったが,西側に180°以上の展望があって遠目もまずまず利いていた.左手から,阿武隈山地,安達太良山,吾妻連峰,飯豊連峰(上図),朝日連峰,月山など東北の山々が見え,来た甲斐があった.磐梯山は吾妻連峰の後ろに隠れているが,浅草岳と御神楽岳を発見して満足であった(上図). 北側には,熊野岳と屏風岳の間に神室山など行ったことのない山々が見える.丁岳は’ちょうだけ'ではなく’ひのとだけ’と言うらしい.また,甑(こしき)という難読漢字のついた山が三つもあって勉強になった(下図).

石巻山(愛知) 超低山から低山と高山を眺める

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  2022年1月撮影.山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. この日はうすら寒くてはっきりしない天気であったが遠望はまずまずで,東に富士山,西に伊勢の朝熊ヶ岳がなんとか見えていた. 360°の展望ではあるが,南東側半分は近くの湖西連峰に囲まれ,反対側半分に眺望がある.湖西連峰の向こうが見えたとしても太平洋なので低標高を惜しむ必要はない.眺望のある側では,豊川の曲がりくねって流れる平野の先に500m~1000m級の愛知の低山,その向こうに恵那山,中央アルプス,南アルプスの山頂部が見える.渥美半島から見える御嶽山はここからは見えない.350m足らずの超低山ゆえ,豊田市辺りの低山に遮られている.中央アルプスがぼんやり見えているがズームしてみるとどうも薄い雲に覆われているようだ(下図).空木岳は南駒ヶ岳の後ろに隠れて,いずれにしろ見えない. 山座同定をしていて思ったのは,愛知の低山は目立つピークに限って名前の無いことが多い.仕方ないので”標高値+峰”で山名に代えた.

氷ノ山(兵庫・鳥取県境) 避難小屋が山頂に,,,

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   三の丸から氷ノ山・扇ノ山方面  山頂から大山方面 2022年11月,三の丸と山頂から撮影.両地点での山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. 途中の三の丸という所で360°の展望を楽しんだ後,尖った三角屋根の見える氷ノ山山頂をめざした.山頂でのパノラマ撮影で困ったのは立派な避難小屋の存在であった.小屋の周りを移動してみたが,結局全方位を見ることはできなかった.パノラマ展望という観点では三の丸のほうが勝っている気がする.高度は下がるが那岐山,大山,蒜山など,見えてほしい山はちゃんと見えていたし,何よりも氷ノ山そのものが美しい. そもそも,山小屋というのは山頂よりやや下がったところに目立たぬように建てるものだと思っていたが,扇ノ山にもてっぺんに小屋があることから,この地方ではそうでもないようだ.

伊予ヶ岳(千葉) 南房総の低山を学ぶ

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  2025年1月,伊予ヶ岳南峰より撮影.全方位山座同定パノラマ写真は こちら からダウンロードできます. ここからはぐるりとほぼ360°の展望が得られる.名高い富山をはじめ,千葉県最高峰の愛宕山,観光名所鋸山やマザー牧場など,千葉を代表する超低山が一望のもとであった.遠くは富士山,丹沢.奥多摩が見えるようだが,この日は霞がちで,近くの山々の方をじっくり同定した.富山の双耳峰のちょうど真ん中の凹んだ所に天城山(万三郎岳)が見えるのが面白い(下図). 以前御殿山に登った時,途中で大黒様の石像に出会った(場所を最下図に示す).打ち出の小槌を担いで米俵の上にお立ちになっている.そこは眺めも良く,地元の方らしき古老ハイカーが岩峰鋭い伊予ヶ岳を指して教えてくれた.千葉では珍しい岩山であろうか.伊予ヶ岳が千葉にあり,伊豆ヶ岳が埼玉にある.なんでかな.